伏在裂孔の上角
伏在裂孔の上角は、鎌状縁の上部を指します。これは伏在裂孔の構造の一部であり、以下のような特徴を持ちます:
- 鎌状縁が形成するC字形の上端に位置しています。
- 大腿筋膜の一部で、肥厚した結合組織から構成されています。
- 大腿動脈や静脈が通過する開口部の上部を形成する、重要な解剖学的ランドマークです。
上角は伏在裂孔の構造を理解する上で重要な部分であり、特に大腿部の血管や神経の走行を把握する際に重要な指標となります。
J0444 (男性右外側の鼡径輪と卵円窩)
J0445 (右側の男性の鼡径管(第2層):前方からの図)