環椎横靭帯
環椎横靱帯は、頚椎の重要な構造の一つです。以下にその特徴をまとめます:
- 位置:環椎の左右の外側塊の間に張られています。
- 構造:前面中央に線維軟骨を有しています。
- 機能:
- 歯突起と関節を形成しています。
- 歯突起の後方への移動を防止します。
- 特徴:
- 関節面でありながら、同一の骨(環椎)に付着する特殊な靱帯です。
- 環椎十字靱帯の一部を構成しています。
この靱帯は、頭部と頚椎の安定性に重要な役割を果たしています。特に、歯突起の後方脱臼を防ぐことで、脊髄を保護する重要な機能を担っています。
J0298 (環椎と軸椎の靱帯:上方からの図)
J0299 (後頭骨、第1および第2頚椎とその靭帯(第3層):後方からの図)
J0302 (後頭骨と最初から三番目までの頚椎を含む正中矢状断とそのリング状の組織:左方からの若干図式化された図)