趾骨
趾骨とは、足の指を構成する骨のことです。以下に趾骨の主な特徴をまとめます:
- 片足には通常14個の趾骨があります。
- 第2〜5趾はそれぞれ3つの趾骨(基節骨、中節骨、末節骨)からなります。
- 第1趾(母趾)には中節骨がなく、基節骨と末節骨のみです。
- 手の指骨と比べて非常に短いです。
- 第1趾(母趾)の骨が最も太く、第2趾の骨が通常最も長いです。
趾骨の構造:
- 基節骨、中節骨、末節骨のそれぞれに底、体、頭の部分があります。
- 体は左右に圧平された形状で、背側に凸状に湾曲しています。
- 末節骨の尖端の足底面には末節骨粗面があります。
趾骨は足の運動や支持に重要な役割を果たしています。
J0269 (右足の第三中足骨と趾骨:足底面からの図)