距骨滑車
距骨滑車は、以下の特徴を持つ重要な解剖学的構造です:
- 距骨の上部に位置する
- 脛骨および腓骨の下端部と関節を形成する大きな構造である
- 距骨の上面、内果面、外果面が互いに連続して形成する鞍状の関節頭全体を指す
- 脛骨の下関節面、内果関節面、および腓骨の外果関節面と接する
この構造は、足首の動きと安定性に重要な役割を果たします。距骨滑車は、下腿の骨(脛骨と腓骨)と足部を連結する唯一の部位であり、歩行や立位時の体重伝達において中心的な役割を担います。
J0252 (右距骨:上方からの図)
J0345 (右足の関節:後方からの図)