上腕骨体
上腕骨体は、上腕骨の骨幹を構成する柱状の部分です。主な特徴は以下の通りです:
- 形状:上半分は円柱状、下半分は三角柱状です。下端に近づくにつれ、前後方向に圧平されます。
- 特徴的な部位:
- 上部外側に三角筋粗面(三角筋の付着部)があります。
- 下半部には前縁、内側縁、外側縁が見られます。
- 筋の付着:多くの筋肉が起始または停止しています。主な筋には:
- 後面:上腕三頭筋の内側頭と外側頭
- 前面下部:上腕筋
- その他の特徴:
- 内側縁の中央部に栄養孔があり、下方に向かって骨内に進入します。
- 後面上部には橈骨神経溝が存在します。
0428a (両側の胸骨筋(変異):前面図)
J0428 (右側の大胸筋:前面図(半概略))