椎弓
椎弓は、椎骨の重要な構成要素です。その主な特徴は以下の通りです:
- 椎体から後方に伸びる鱗状の構造です。
- 主に2つの部分から構成されています:
- 椎弓根:椎体に接続する椎弓の前部。
- 椎弓板:椎弓根の後方にある、湾曲した板状の部分。
- 椎孔を形成し、これらが上下に連なって脊柱管となり、脊髄を保護します。
- 4種類、計7個の突起が出ています:
- 棘突起:後面正中線上を後方に伸びる1個。
- 横突起:外側へ伸びる1対。
- 上関節突起と下関節突起:上下左右に1対ずつ。
これらの構造により、椎弓は脊柱の安定性と可動性を支える重要な役割を果たしています。
J0116 (椎骨:頭蓋骨側からの図)
J0117 (椎骨:右方からの図)
J0118 (第4頚椎:頭側からの図)
J0119 (第4頚椎:右側からの図)
J0157 (6ヶ月胎児の軸椎:前方からの図)
J0291 (腰椎弓と黄色靭帯:前方からの図)
J0302 (後頭骨と最初から三番目までの頚椎を含む正中矢状断とそのリング状の組織:左方からの若干図式化された図)