水平板(口蓋骨の)Lamina horizontalis (Os palatinum)

口蓋骨の水平板は、頭蓋骨の重要な構成要素であり、解剖学的構造と臨床的意義の両面から重要性を持つ骨構造です(Standring, 2020)。本稿では、その詳細な解剖学的特徴と臨床応用について解説します。

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J0056 (右の口蓋骨:内側からの図)

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J0057 (右側の口蓋骨:後方からの図)

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J0081 (外頭蓋底:筋の起こる所と着く所を示す図)

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J0111 (19cm長胎児(5ヶ月の初め)の口蓋:下方からの図)

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J1070 (粘膜なしの鼻中隔:左方からの図)

1. 解剖学的特徴

1.1 位置と詳細構造

口蓋骨の水平板は、硬口蓋を構成する骨構造の後方部分を形成し、複数の重要な解剖学的関係を持っています(Moore et al., 2018)。

1.2 表面構造と周囲関係

水平板は上面(鼻腔面)と下面(口腔面)の二つの主要な表面を持ち、それぞれ異なる解剖学的特徴を示します。

1.3 神経・血管支配

口蓋骨水平板およびその周囲組織への神経・血管支配は、臨床的に極めて重要です。

1.4 組織学的構造

水平板は骨質の構造的特徴により、その機能と臨床的意義が規定されます。