上顎面(口蓋骨の)Facies maxillaris (Os palatinum)

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J0058 (右側の口蓋骨:外側からの図)

解剖学的特徴

口蓋骨の上顎面は、口蓋骨の垂直板の外側面を形成する重要な解剖学的構造です (Standring, 2020)。この面は以下の詳細な特徴を持ちます:

構造的特徴

臨床的意義

神経血管の通路

大口蓋管は臨床的に極めて重要な構造で、以下の神経血管が通過します (Malamed, 2019):

歯科麻酔への応用

大口蓋管の位置は歯科治療における大口蓋神経ブロック麻酔で重要です (Malamed, 2019)。大口蓋孔は通常、第二または第三大臼歯の口蓋側に位置し、この部位に局所麻酔を行うことで上顎臼歯部の口蓋側粘膜の麻酔が可能となります (Hwang et al., 2011)。

口腔外科手術での考慮事項