前床突起;小翼突起
前床突起(前床状突起)は以下のような特徴を持つ解剖学的構造です:
- 蝶形骨の小翼の内側後方に位置する円錐形の骨突起です
- 周辺には視神経、内頚動脈、上眼窩裂、海綿静脈洞などの重要な構造があります
- 前頭葉を支える役割があります
また、前床突起は時に他の床突起(中床突起、後床突起)と骨橋を形成することがあります。日本人の頭蓋骨を対象とした研究では、これらの骨橋が約4.5%の頻度で観察されています
J0023 (蝶形骨:上方からの図)
J0025 (蝶形骨:後方からの図)
J0355 (頭蓋骨:後頭前頭方向からのX線像)
J0357 (頭蓋骨:右左方向からのX線像、軸線は右の外耳道の少し上から入ります)
J0566 (右眼窩の動脈:上方からの図)
J0904 (硬脳膜と頭蓋骨を通る神経)
日本人のからだ(平田和明 2000)によると