鼻涙管
鼻涙管は、涙を目から鼻腔へ運ぶ重要な構造です。その主な特徴は以下の通りです:
- 涙嚢から直接始まり、長さは約1.2~2.4cmです。
- 下鼻道の前上部に開口しています。
- 主な機能は涙を鼻腔へ運ぶことです。
- 管腔の内面は平らで、2層から重層の円柱上皮で覆われており、所々に繊毛があります。
鼻涙管は涙骨、上顎骨、下鼻甲介などの骨によって形成され、顔面頭蓋の構造の一部を成しています。この管は涙の排出に重要な役割を果たし、目と鼻の解剖学的連結を示す重要な構造です。
J0096 (鼻腔の右側壁:左方からの図)
J1019 (右眼の涙器:前方からの図)
J1073 (中鼻甲介と下鼻甲介を除去した後の鼻腔の右壁と粘膜:左方からの図) 096