ふるさと南島原から、「人が戻って暮らせるまち」をつくる構想を、南島原市・長崎県といった行政に提案する予定の取り組みの紹介です。
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本提言は、事業計画書南島原市発展モデル:再エネ×産業×観光×AI 事業計画書の内容を土台とし、第7次エネルギー基本計画・GX2040ビジョン・人工知能基本計画・レベル4自動運転の社会実装政策に加え、AI・データセンターの電力需要増、エネルギー安全保障と国際サプライチェーンの再編、持続可能な地域観光の拡大など、2026年時点の国内外の情勢を踏まえ、南島原市・長崎県・国、そして地域の住民・地権者・事業者に向けた公開政策提言として再構成したものです。数値・前提には仮置き(レンジ)を含み、実測とKPI検証により更新します。
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長崎県南島原市は、人口減少・若年層の流出・耕作放棄地の増加・交通の不便さという、日本の多くの地方が同時に抱える課題に直面しています。しかし同時に、九州でも有数の日照、農業用水路やため池を活かせる小型水力、潮流といった多様なエネルギー資源、通年約300頭の野生イルカが暮らす早崎瀬戸、世界ジオパーク・国立公園の自然、そして本格運行中のデマンド型乗合タクシー「チョイソコみなみしまばら」という発展の起点となる資源を持っています。加えて、隣接する雲仙市の地熱(小浜・雲仙)や水力(千々石)とも広域で連携できる立地にあります。
これらは今、それぞれが「点」のまま孤立しています。本提言は、この点を「面」につなぎ直し、再生可能エネルギー・産業・観光・AI・モビリティを一体の仕組みとして運用することで、住民の可処分所得を引き上げ、都市へ出た若者や後継者が「戻って暮らせる」仕事と収入を地域内に生み出すことを目的とします。
私たちが最上位に置く成果は、設備の量(kW)や回線速度(Gbps)ではなく、所得・雇用・定着という地域経済のアウトカムです。技術より先に「稼ぎ方」と「分け方」を設計し、小さく始めて実績に応じて広げます。南島原で成立した仕組みは、同じ制約を抱える全国の中山間・離島・半島地域へ横展開できる「発展モデル」になります。
南島原市では、次の課題が互いに絡み合いながら同時に進行しています。
一方で、南島原市には確かな強みがあります。