https://funatoya.com/funatoka/Rauber-Kopsch.html
片山正輝
目次(II. 筋系) 、筋系の図譜
咀嚼筋の構造と機能
- 咀嚼筋群(咬筋、側頭筋、外側翼突筋、内側翼突筋)はすべて三叉神経第3枝の支配を受ける
- 両側の咀嚼筋が活動することで下顎の閉口が、外側翼突筋の活動により前方運動が可能となる
- 翼突筋群が一側性に活動すると、下顎は一方の関節頭を中心として回転運動を行う
舌骨上筋群の特徴
- 顎二腹筋は前後2つの筋腹からなり、それぞれ顔面神経と三叉神経による異なる神経支配を受ける
- 茎突舌骨筋は顔面神経の支配を受け、舌骨を上後方に引く
- 顎舌骨筋は口腔底の主要部分を形成し、舌骨の挙上と下顎の下制に関与する
- オトガイ舌骨筋は舌下神経の支配を受け、舌骨を前方に牽引する
a) 咀嚼筋 Kaumuskeln
b) 舌骨上筋群 kraniale Zungenbeinmuskeln