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基本構造
主要な開口部
神経支配と機能
臨床的意義
横隔膜は胸郭下口の内側周囲から起始し、下方に広がって腰部脊柱の大部分に及ぶ。腹側に向かって開いている胸郭腔内に円蓋状に突入し、胸腔Cavum pectorisと腹腔Cavum abdominisの2つの腔所を隔てる。その中央部Mittelteilは円蓋の頂点を占める腱、すなわち横隔膜の腱中心Centrum tendineum, Zentralsehneである。起始に応じて、各側に腰椎部Pars lumbalis、肋骨部Pars costalis、胸骨部Pars sternalisの3つの部分が区別される。
[図505] 横隔膜および寛骨内部の筋
左:大腰筋の起始部を解剖し、腰方形筋の大部分を明瞭に示している。