https://funatoya.com/funatoka/Rauber-Kopsch.html
眼球中膜の基本構造
脈絡膜
毛様体
虹彩
[図612]脈絡膜の渦静脈(Arnold)×2
a 視神経、h 強膜の後部、c 毛様体筋(渦静脈の前方への続きを被っている)、d 虹彩、1 渦静脈の幹、2 虹彩動脈
[図613] 脈絡膜の動脈(Arnold)×2
a 視神経、c 毛様体筋、d 虹彩、h 強膜の後部、1 脈絡膜動脈、2 虹彩動脈、3 毛様体小枝
[図614] **毛細血管板:**注入法による平面標本
[図615] **ヒトの脈絡膜:**横断面
[図616] **虹彩の前面:**角膜を除去した状態(3倍拡大)
[図617] 水晶体の固定状態を前方から示す図。角膜、隣接する強膜部分、および虹彩を除去した状態(3倍拡大)。
[図618]右眼球の前半部を後方から見た図(3倍拡大)
[図619] 子供の眼の脈絡膜と虹彩の血管(Arnold):内面から見た図。10倍拡大。
[図620] 1個の毛様体突起を長軸に対して直角に切断した断面図(Schwalbe)
[図621]瞳孔括約筋と散大筋:ウマの虹彩を漂白し、放射状に切断したもの(70倍拡大)(R. Miyake, Verh. phys.-med. Ges. Würzburg, 1901)
左側が瞳孔側、右側が毛様体側
[図622]瞳孔括約筋(s)と瞳孔散大筋(D)の関係を示す模式図(Miyakeによる)v1、v2はsとDの連結部、aは支質内へ伸展した部分
[図623] ヒトの角膜、虹彩、および毛様体
[図624] ヒトの虹彩後面近くの層の一部(色素を脱色済み)
眼球中膜は明確に区分される3つの部分から構成され、それらが前後に並ぶ3つの帯を形成している。すなわち脈絡膜(Chorioides)、毛様体(Corpus ciliare)、そして虹彩(Iris)である。なお、前者2つは広義の脈絡膜とも呼ばれる。