https://funatoya.com/funatoka/Rauber-Kopsch.html
横断面では半月形またはコンマ状の細い束として側索の周辺部を占め、後脊髄小脳路の前方に位置する(図381(脊髄の横断模型図) 、図400(脊髄の構造を模型的に表わした図) 、図405(脊髄における種々の伝導路の領域を示す(模型図)) )。その線維は前柱や灰白質の中間部の索細胞および後柱の核から出る軸索である(図400(脊髄の構造を模型的に表わした図) 、図403(白前交連の線維の起始と走行) 、図405(脊髄における種々の伝導路の領域を示す(模型図)) )。これらは同側性に、または白前交連で交叉して対側の側索の上述の場所に達する。そこで上方に曲がり、新たな線維が加わって絶えず太さを増しながら延髄、橋および結合腕を通って小脳の虫部に至る。