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[図400]脊髄の構造を模型的に表わした図:左側は側枝、右側は神経細胞を示す。(v. Lenhossék)

右側は運動性細胞で、その神経突起に側枝がある。赤は前側索に線維を出す索細胞で、その中にはクラーク柱の細胞およびローランド膠様質の辺縁帯の細胞もそれぞれ1つずつ含まれている。前索細胞の側枝がよく発達していることに注意。紫は交連細胞で、この種に属する「短い」突起をもつ細胞の1つを斜線で示してある。緑は後索細胞で、小さい細胞はローランド膠様質の細胞である。は短い神経突起を有する細胞。9: 側索残余または側索基礎束。

左側は脊髄神経節の細胞、後根、その分岐部および灰白質の様々な領域に終わる側枝を示す。左から右へ次の順序で表されている:後柱における終末、灰白質の中間部における終末、前柱における終末(反射側枝Reflexkollateralen)、クラーク柱および対側の後柱における終末。赤は前側索の側枝として総括されうるもの。は交連細胞の神経突起の側枝。は錐体路の側枝の終止様式。

Hinterstrang (後索)

Spinalganglion (脊髄神経節)

dorsale (sensible) Wurzel (後根[感覚性])

Pyramiden-Seitenstrangbahn (錐体側索路)

dorsale Seitenstrang-Kleinhirnbahn (Flechsig'sches Bündel) (後脊髄小脳路[フレクシッヒ束])

ventrale Seitenstrang-Kleinhirnbahn (Gowers'sches Bündel) (前脊髄小脳路[ゴワーズ束])

Vorderstrang-Rest (前索残余)

Pyramiden-Vorderstrang (錐体前索)

ventrale (motorische) Wurzel (前根[運動性])