https://funatoya.com/funatoka/Rauber-Kopsch.html
図191(**男性の喉頭筋と靱帯、気管上部および舌骨:**左前方からの図)、192(**男性の喉頭筋と靱帯、気管上部および舌骨:**後方からの図)
図195(披裂筋と声帯ヒダに対する“Posticus”)、196(披裂筋と声帯ヒダに対する"Lateralis")、197(披裂筋と声帯ヒダに対する"Transversus")
これは喉頭蓋の側縁から披裂軟骨に両側でのびる構造で、喉頭入口を側方から囲む。左右のヒダの下1/4付近に、やや長い突出部があり、これを楔状結節Tuberculum cuneiformeという。さらに後内側に小角結節Tuberculum corniculatumという第2の結節がある。これらの結節には同名の軟骨が存在する。左右の披裂軟骨間に張る粘膜ヒダは正中面で切れ込みを持つ。この切れ込みは狭いが横方向に大きく広がることができ、披裂間切痕Incisura interarytaenoideaと呼ばれる(図087(咽頭腔))。