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目次(II. 筋系)
筋系の図譜
肋間筋群の構造と配置
- 体の両側に11対存在し、肋間隙には内肋間筋と外肋間筋の2種類がある
- 外肋間筋は後上方から前下方へと走行し、前端で外肋間靱帯を形成する
- 内肋間筋は肋骨角から胸骨の範囲に存在し、後下方から前上方へと走行する
機能と神経支配
- 肋間筋群は呼吸運動において、内外両肋間筋が協調して働く
- 肋間筋は呼吸時における肋間組織の異常な陥入や膨出を防ぐ重要な役割がある
- 神経支配は肋間神経(Th.1~XI)が担う
胸横筋の特徴
- 肋軟骨の内面に位置する薄い筋層であり、剣状突起から起始して第2~6肋軟骨に付着する
- 呼気筋として働き、肋骨を下方に引く作用がある
1. 肋間筋 Mm. intercostales, Zwischenrippenmuskeln
2. 横突肋骨筋 Mm. transversocostales.
3. 胸横筋 M. transversus thoracis