https://funatoya.com/funatoka/Rauber-Kopsch.html
基本構造と分類
解剖学的特徴
機能的特徴
RK179(第7胸椎:左側面図)、180(第7胸椎:上面図)、181(第7頚椎(隆椎):上面図)、182(第7頚椎:上面図)
脊椎(Vertebrae, Wirbel)は消化器系の背方、脊髄の腹方にある分節性の器官である。不対性ではあるが左右対称の形をしており、正中面がこれを二分する。脊椎は連なって柱状をなし、椎間円板および他の諸靱帯とともに、胴の支軸となる骨格、すなわち脊柱(Columna vertebralis, Wirbelsäule)を形成する。
第1脊椎の上方には頭蓋があり、脊柱がこれを支えている。頭蓋はまた脊柱と密接な関係を持っている。
脊柱の一部は側方で12対の独立した肋骨と連結している。また、脊柱の他の一部は下肢帯と強固に(短い仙肋骨が介在して)結合している。これらの異なる付加物により、脊柱は頚・胸・腰・仙・尾の各部に区別される。
脊椎は次のように区別される:7個の頚椎(Vertebrae cervicales)、12個の胸椎(Vertebrae thoracicae)、5個の腰椎(Vertebrae lumbales)、5個の仙椎(Vertebrae sacrales)、そして4~5(3~6)個の尾椎(Vertebrae caudales s. coccygeae)である。