https://funatoya.com/funatoka/Rauber-Kopsch.html
この筋は肋骨結節に始まり、腹方では外側鋸筋および外腹斜筋の起始部、すなわち肋軟骨の始まりまで達している。
すべての筋束が斜め下方に走り、その上端は脊柱により近く付着している。そのため、この筋束は胸壁の背部では内側上方から外側下方へ、胸壁の前部では外側上方から内側下方へ向かっている。
これらの筋は外腹斜筋の線維と同じ方向をとり、後上方から前下方へ走る。その走行の途中ですでに豊富な腱性の線維束が混じっている。筋の前端を越えたところで腱性の線維がより強化された形で現れ、外肋間靱帯 Ligg. intercostalia internaを形成している。
[図502] 胸部および腹部の筋 側面図III (5/12)
[図503] 肋間筋群(11/20)