(RK562(寛骨部および大腿の筋:前面図), RK563(寛骨部および大腿の筋), RK569(寛骨の外面における筋の起始と停止) )
この筋は2つの起始腱を持つ。1つは直接的な腱で腸骨結節から起こり、もう1つは同様に強い横走する腱で寛骨臼上方の粗な表面のくぼみから起こる(RK438(股関節窩) )。筋線維束は下方に進み、膝蓋骨の上方で終腱に移行する。この終腱は他の3つの頭の終腱と合流する。
**作用:**大腿の前方挙上および下腿の伸展。
横走する腱と骨との間に1つの粘液嚢がある。
これを大腿直筋嚢(Bursa m. recti femoris)という。