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[図637] 頚動脈糸球:60歳男性。クロム親和性細胞を染色。×500倍 (A. Kohn, Handbuch……Physiologie 1930)

[図638] クロム親和性細胞:新生児の骨盤部交感神経節の横断面。(A. Kohn, Handbuch……Physiologie 1930)

画像は2つの組織学的図を示しています:

図637:頚動脈糸球(頚動脈小体)

これは60歳男性の頚動脈糸球のクロム親和性細胞を染色した顕微鏡写真で、500倍に拡大されています。画像の左側に示されており、クロム親和性細胞(chromaffine Zellen)が黄色に染色され、周囲に細胞塊(Zellballen「コルン」)と血管(Blutgefäß)が見られます。

図638:クロム親和性細胞

これは新生児の骨盤部交感神経節の横断面を示しています。画像の右側に示されており、クロム親和性細胞(chromaffine Zellen)が黄色に染色されています。

クロム親和性細胞とは、クロム酸塩で染色される特性を持つ細胞で、カテコールアミン(アドレナリンやノルアドレナリン)を分泌する内分泌細胞です。頚動脈糸球(頚動脈小体)は頚動脈分岐部に位置し、血中の酸素濃度や二酸化炭素濃度、pH値などを感知する化学受容器としての役割を果たしています。