[図443]骨盤の力学の模型図:上のSは直立姿勢における体の重心、下のSは重力線、Aは大腿骨頭の中心(股関節軸の投影点)を示す。I-Iは腸骨大腿靱帯とその張力方向を重力線へ延長したもの、Dはこの延長線と重力線の交点、PPは軸圧の作用方向を表す。IAは腸骨大腿靱帯のテコの腕、SAは体重のテコの腕を示す(H. Meyerによる)。