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(RK239(**鼻骨:**外方からの図)、240(**鼻骨:**内方からの図 ****)、241(**鋤骨:**上方からの図)、242(**鋤骨:**左側面図)、243(**左の涙骨:**外方からの図)、RK268(眼窩と上顎洞の内側面、翼口蓋窩)、RK269(鼻腔(右)の外側壁) 、RK270(**鼻腔(右)の外側壁:**中鼻甲介および下鼻甲介の大部分を除去) )
RK270(**鼻腔(右)の外側壁:**中鼻甲介および下鼻甲介の大部分を除去)
鼻骨は鼻腔の上前部の壁の一部を成している。上方は厚くて狭いが、下方に向かうにつれて広く薄くなる。
鼻骨の上縁は前頭骨と結合するため、強いギザギザ状を呈している。下縁は尖った形状で、内側寄りに多少とも深い切れ込みが1つ認められることが多い。外側縁は上顎骨の前頭突起と結合し、内側縁は対側の鼻骨と結合する。前面は上部でややへこんでいるものの、全体的には凸面を成している。後面には前篩骨神経の1枝のための篩骨溝Sulcus ethmoideus があり、この溝から骨を貫いて前面へ、鼻骨孔Foramen nasale という小孔が開口している。
左右の鼻骨はしばしば非対称である。まれに、左右の鼻骨の下縁が前方で合する角の部位に鼻間骨Ossa internasalia という独立した骨が認められる。
図239は外方から、図240は内方から見た図。
図241は上方から、図242は左側面からの図。
[図243] 左の涙骨(1/1)
外方からの図。