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図189(喉頭の骨組みと舌骨:前面)、190(喉頭の骨組みと舌骨:後面)
左右の小角軟骨から細い線維束が下方かつ内側に向かっている。これが小角咽頭靱帯 Lig. corniculopharyngicum で、左右のものが合してクビキ(軌)靱帯 Lig. jugale となって輪状軟骨の板の上縁と咽頭の粘膜に達している。咽頭の粘膜に至る部分は輪状咽頭靱帯 Lig. cricopharyngicum と呼ばれる。時として左右のものが合する箇所に小さい種子軟骨が見られる。