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目次(VI. 感覚器)

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基本構造

寸法と特徴

発達

解剖学的特徴

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[図605] 右眼球の断面図(5倍拡大)

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[図606]右眼の水平断面と眼軸(4倍拡大)

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[図607] 角膜の横断面(100倍拡大)

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[図608]ヒトの角膜上皮の横断面(500倍拡大)

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[図609] **角膜の上皮細胞(分離状態)**700倍拡大

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[図610]角膜の固定結合組織細胞:金染色を施した角膜小体

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[図611]家兎の角膜の基礎神経叢(金染色)

眼球はほぼ球形で、内容(核)とそれを包む被膜から構成されている。これが視神経を介して脳と連結している。

A. 眼球の被膜(壁)は、前方の小部分が完全に透明で、後方の大部分が不透明である。タマネギの皮のように重なり合った以下の3層の膜がその壁を構成している:

  1. 眼球外膜(Tunica externa oculi):前方の透明部分が角膜(Cornea, Hornhaut)、後方の不透明部分が強膜(Sclera, Lederhaut)である。

  2. 眼球中膜(Tunica media oculi):3つの部分からなる。後方の最大部分は脈絡膜(Chorioides, Aderhaut)、前方部分が虹彩(Iris, Regenbogenhaut)、その間が毛様体(Corpus ciliare, Ciliarkörper)である。

  3. 眼球内膜(Tunica interna oculi):色素上皮層(Stratum pigmenti, Pigment-Epithel)と網膜(Retina, Netzhaut)からなる。色素上皮層は視神経の進入部から虹彩の瞳孔縁まで広がり、網膜・毛様体・虹彩の色素上皮層(Stratum pigmenti retinae, corporis ciliaris, iridis)と呼ばれる部分を形成する。

    網膜視部(Pars optica)と盲部(Pars caeca)に区別される。