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目次(IV. 内臓学)

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肝臓は胆汁を常に分泌している。胆汁は非常に苦い味を持つ中性の液体で、比重は1010~1040、色は緑黄色または緑褐色である。消化時には、胆嚢に蓄えられていた胆汁とともに十二指腸に放出される。消化時以外は、肝臓から分泌された胆汁が胆嚢に入り、利用されるまで貯蔵される。肝臓から直接分泌される胆汁(Lebergalle)は水分が多く淡い色をしているが、胆嚢内の胆汁(Blasengalle)はより濃く、暗い色で粘液に富んでいる。

Pfuhl, W., Z. Anat. Entw., 66. Bd., 1922; Z. Zellforsch., 4. Bd., 1926; Z. Anat. Entw., 81. Bd., 1926 および Z. mikr. anat. Forsch., 10. Bd., 1927; Zimmermann, K. W., Z. mikr. anat. Forsch. 14. Bd., 1928.