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目次（IV. 内臓学）

内分泌腺は、ホルモンを血管やリンパ管を通じて全身に分泌し、特定の器官や細胞に作用して機能や発育を調節する器官です。主な内分泌腺には以下のものがあります：

• 甲状腺：代謝を調節するホルモンを分泌します。
• 副甲状腺：カルシウムとリン酸の濃度を調節するホルモンを分泌します。
• 副腎：代謝、血圧、ストレス反応を調整するホルモンを分泌します。
• 胸腺：質には、ホルモンを分泌し免疫細胞を引き寄せる上皮細胞が存在します⁠。胸腺は主にT細胞の発生と成熟に関与する免疫器官として機能していますが、同時にホルモン分泌の役割も果たしています⁠。⁠
• 下垂体：他の内分泌腺を制御するホルモンを分泌します。
• 松果体：睡眠-覚醒サイクルに関与するホルモンを分泌します。
• 膵臓のランゲルハンス島：血糖値を調節するホルモンを分泌します。
• 生殖腺（精巣の間細胞群、卵巣の黄体および卵胞）：性ホルモンを分泌します。