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片山正輝
目次(V. 神経系) 、E.終脳 Telencephalon, Endhirn

A14_1170(前交連)Anterior commissure△
解剖学的特徴
- 終板の後方に位置する横走線維束であり、自転車のハンドルに似た形状を持つ。
- 脳弓柱の吻側で正中線を横切る、小さな密な線維束である。
構造と機能
- 前部(小):両側の嗅球を連結している。
- 後部(大):両側の中側頭回・下側頭回を連結している。
- 大脳辺縁系の重要な交連路として機能している。
発生学的特徴
- 発生が早く、系統発生学的にも古い交連の一つである。
臨床的意義
- 損傷により、側頭葉間の情報伝達と嗅覚情報の統合に障害を引き起こす可能性がある。

J0829 (10.4mm頂殿長の人間の胎児の脳、右半分:左方からの図)

J0830 (13.8mm頂殿長の人間の胎児の脳、右半分:左方からの図)

J0831 (46.5mm頂殿長の人間の胎児の脳、右半分:左方からの図)

J0833 (脳幹:脳の正中断面を左側からの図)

J0834 (脳の底部:下方からの図)

J0846 (右大脳半球、内側面:左方からの図)

J0855 (第三脳室:上方からの図)

J0856 (右側脳室:右方から剖出した図)

J0882 (結合腕を通る脳と小脳を接続する斜め断面)

J0884 (脳の冠状断:左半分、前交連を通る断面:後方からの断面図)

J0886 (脳の前交連を通る水平断:上方からの断面図)

J0895 (16日齢の大脳半球の断面)

J0900 (頭部正中断面のクモ膜下腔、左半分:右方からの図)