https://funatoya.com/funatoka/Rauber-Kopsch.html
前脳からの神経
中脳からの神経
橋からの神経
延髄からの神経
I. 嗅糸(Fila olfactoria)は多数存在し、嗅球の下面から発生する。
II. 終神経(N. terminalis)は嗅球の後方から出る。終神経が受容性神経である可能性は、この神経が双極神経細胞を持つ神経節を伴うことから推測される。末梢では鼻腔内部に分布する(C. Brookover, Journ. Comp. Neurol. 1914)。視索(Fasciculus opticus, Augenstiel)は脳神経ではなく、末梢に位置を変えた脳の一部である網膜と脳との間の連合神経路である。
注:終神経はTAでは第0脳神経としている。視索は視神経として記載されている。
III. 動眼神経(N. oculomotorius)は中脳の動眼神経溝において9〜12本の神経束に分かれ、大脳脚と被蓋の間から脳を出る(図410(脳の正中断面の一部を拡大したもの))。