鼓室階
鼓室階は、内耳の蝸牛にある3つのラセン状の部屋のうちの1つです。以下がその主な特徴です:
- 蝸牛のラセン管の部分で、ラセン板および前庭膜の底側に位置します。
- 蝸牛窓を通じて中耳の鼓室と連絡しています。
- 音を脳に伝えるための液体(外リンパ液)で満たされています。
- 前庭階、蝸牛管とともに、蝸牛の3つの主要な区画の1つを形成します。
鼓室階は聴覚の過程で重要な役割を果たし、音の振動を内耳から脳へと伝達する機能を担っています。
J1052 (浸軟化した骨にある右の蝸牛、外側から開放)
J1057 (右側の側頭骨を垂直に切り取った部分、中央部分:外側からの図)
J1059 (右の骨蝸牛を開いてまる屋根を外側からみた図)
J1061 (右の骨迷路と膜迷路の模式図)
J1064 (右の蝸牛の屋根は外側から開く)
J1067 (蝸牛の基底回転および中回転の断面図を模式的に示す)