キヌタ-ツチ関節

キヌタ-ツチ関節(砧槌関節とも呼ばれる)は、中耳にある小さな関節です。この関節は、耳小骨の2つであるキヌタ骨(砧骨)とツチ骨(槌骨)をつなぐ役割を果たしています。

この関節の主な機能は、音の振動を効率的に伝達することです。キヌタ骨とツチ骨が連結することで、鼓膜から受け取った音の振動を内耳へと伝える過程で重要な役割を果たしています。

キヌタ-ツチ関節は、耳小骨関節の一つであり、聴覚の正常な機能にとって不可欠な構造です。

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J1035 (右の鼓膜、ツチ骨とキヌタ骨:内側から後上方からの図)