短脚(キヌタ骨の)Crus breve incudis

キヌタ骨の短脚は、中耳の耳小骨連鎖を構成するキヌタ骨の解剖学的構造の一部です。解剖学的および機能的に以下の特徴を持っています(Gray and Williams, 2015):

解剖学的特徴

キヌタ骨の全体構造としては、体部(corpus incudis)、長脚(crus longum)、短脚(crus breve)から構成されています。短脚は骨小窩に収まることで、音の振動伝達時にキヌタ骨の位置を安定させる役割を果たしています(Standring, 2020)。

臨床的意義

キヌタ骨は中耳にある3つの耳小骨(ツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨)の1つで、ツチ骨からアブミ骨へ音の振動を伝達する役割を担っています。短脚はこの伝達システムの安定性を保証する重要な解剖学的構造です(Proctor, 2019)。

参考文献