キヌタ骨
キヌタ骨(砧骨)は、中耳にある3つの耳小骨のうちの1つです。以下がキヌタ骨の主な特徴です:
- 位置:アブミ骨とツチ骨の間に位置しています
- 構造:体と2つの脚(キヌタ骨長脚、キヌタ骨短脚)から構成されています
- キヌタ骨体:前側にツチ骨頭と関節する鞍状の関節面があります
- 短脚:後方に向かって伸び、鼓室後壁のキヌタ骨窩に入ります
- 長脚:下方に向かい、球状の豆状突起となります。この突起は内側に曲がり、アブミ骨頭と関節します
キヌタ骨は、音の振動を鼓膜から内耳に伝える重要な役割を果たしています。
J1035 (右の鼓膜、ツチ骨とキヌタ骨:内側から後上方からの図)
J1038 (右側のキヌタ骨:外側からの図)
J1039 (右側のキヌタ骨:前内側方からの図)