頚静脈壁
頚静脈壁は、鼓室の下壁を指す解剖学的構造です。具体的には以下のような特徴があります:
- 鼓室の下壁に位置しています
- 頚静脈孔に対する部分です
- 頭蓋骨の側頭骨の一部を構成しています
- 耳の手術において重要な目印となります
この壁は、骨壁を介して内頚静脈の頚静脈上丘に接しています。頚静脈壁の下には頚静脈窩があり、この窩は頚静脈上球を収容しています。
頚静脈壁は、鼓室の他の壁(上壁、前壁、内側壁など)と共に、中耳の解剖学的構造を形成する重要な要素の一つです。
J1042 (右の鼓室の内側壁:外側からの図)
J1052 (浸軟化した骨にある右の蝸牛、外側から開放)
J1055 (右側の側頭骨を横切った断面で、上部から見た下半分の図)
J1057 (右側の側頭骨を垂直に切り取った部分、中央部分:外側からの図)