下瞼板 Tarsus inferior
基本構造
下瞼板は、下眼瞼の支持構造として機能する線維性の板です(Gray and Standring, 2020)。
解剖学的特徴
- 高さ:約5mm(上瞼板の約半分)(Dutton, 2011)
- 幅:約20mm(横長の形状)
- 形状:眼球表面に合わせて皿状に湾曲
- 構成:密に配列された膠原線維束と弾性線維からなる緻密結合組織(Nerad, 2015)
- 性質:強靭かつ柔軟性を持つ
内部構造
- 瞼板腺(マイボーム腺):約20〜30個が垂直に配列(Knop et al., 2011)
- 分泌物:皮脂様分泌物(マイボーム)を産生
解剖学的位置関係
- 前面:眼輪筋と接する(Kakizaki et al., 2009)
- 後面:結膜に覆われる
- 内側端:内側眼角靭帯(内眼角靭帯)に付着
- 外側端:外側眼角靭帯(外眼角靭帯)に付着
- 下部縁:眼窩隔膜と結合
- 上部縁:自由縁として眼瞼縁を形成
機能