上眼瞼
上眼瞼は、目の上部を覆うまぶたの部分を指します。具体的には以下の特徴があります:
- 閉じたときに目の上部を覆う、まぶたの一番上の部分です。
- 下眼瞼より大きく、上眼瞼挙筋を持っているため可動範囲が大きいです。
- 構造としては、皮膚、皮下組織、眼輪筋、瞼板、瞼板腺、結膜などがあり、さらに上眼瞼挙筋腱が加わります。
- 上眼瞼の内部には上瞼板があり、これは高さ約10mmで皿状に曲がった構造です。上瞼板のおかげで、上眼瞼を広く反転させることができます。
上眼瞼の形状は個人差があり、上の前眼瞼縁に平行な上眼瞼溝が著しいものを二重まぶた、溝がないかあっても上部皮膚に覆い隠されているものを一重まぶたと言います。

J1001 (右眼窩の内容物:右方からの図)

J1013 (20歳女子の閉じた右眼:正面からの図)

J1014 (20歳女子の右眼:正面からの図)

J1017 (上眼瞼の断面図)

J1018 (右眼の眼瞼と涙腺:後方からの図)