硝子体
硝子体とは、眼球内の構造の一つで、以下のような特徴を持っています:
- 無色透明のゼリー状の硝子体液からなり、薄い硝子体被膜に包まれています
- 非常に微細な膠原線維様の細線維が豊富に含まれています
- 毛様体上皮である網膜盲部とは直接接していません。両者の間には後眼房が介在します
- 胎生期には、硝子体動脈が視神経乳頭から硝子体眼房の中心を貫いて水晶体被膜に達しますが、妊娠末期には閉鎖・吸収されます
硝子体は眼球の構造と機能において重要な役割を果たしています。
J0980 (右眼球の水平断:模式的な上方からの断面図)
J1011 (視神経の方向の眼窩を通る矢状断面図)