瞳孔
瞳孔は、以下のような特徴を持つ眼球の重要な構造です:
- 虹彩の中心にある、ほぼ円形の開口部です
- 角膜と前眼房を通過した光がここを通り、水晶体、硝子体、そして網膜に到達します
- 瞳孔の直径は、明るさに応じて変化します(瞳孔反射)
- 明るい場所:約1.0mm(縮瞳)
- 暗い場所:約8.0mm(散瞳)
瞳孔の大きさは、入射光の強さや見る対象までの距離に応じて調節されます。これにより、網膜に到達する光量が制御されます。
瞳孔の大きさの調節は、以下の筋肉によって行われます:
- 瞳孔括約筋:輪状に走り、副交感神経の支配を受けます
- 瞳孔散大筋:放射状に走り、交感神経の支配を受けます
これらの筋肉は、光の量に応じて瞳孔の大きさを変化させ、適切な量の光が網膜に届くようにします。
J0987 (外部からの眼球血管膜の血管)
J1000 (右眼窩の内容物:前方からの図)
J1014 (20歳女子の右眼:正面からの図)