強膜
強膜は、以下の特徴を持つ眼球の構造です:
- 眼球の形状を保つ強靭な膠原線維組織層です
- 眼球の前部6分の1を除いた部分を占めています
- 前方では隔膜固有質に、後方では篩板から視神経外鞘を経て脳硬膜につながっています
- 角膜とともに眼球線維膜を構成します
- 厚さは部位によって異なり、眼球後極で約1.0mm、前部で約0.6mm、赤道で約0.4mmです
- 外から内へ、強膜上皮、強膜固有質、強膜褐色板の3層からなります
強膜には血管や神経が貫通しており、眼球の保護や眼圧の維持に重要な役割を果たしています
J0980 (右眼球の水平断:模式的な上方からの断面図)
J0982 (外眼球軸(子午線)断面)
J0984 (右眼の前部、後方からの図)
J0986 (眼の血管の模式図)
J0987 (外部からの眼球血管膜の血管)