
下下腹神経叢は、骨盤内臓に分布する左右対をなす自律神経叢で、骨盤神経叢(pelvic plexus)とも呼ばれる (Standring, 2021)。内腸骨動脈と直腸の間に位置し、直腸外側から前内側にかけて四角形の網状平板を形成する。その寸法は前後径40-45mm、上下径20-30mmである (Standring, 2021)。神経叢内には中直腸動静脈をはじめとする内腸骨動静脈の内臓枝が貫通している (Moore et al., 2023)。
下下腹神経叢は3つの主要な神経成分により構成される (Drake et al., 2020):
神経叢の微細解剖学的特徴として以下が挙げられる (Netter, 2019):
下下腹神経叢が支配する骨盤内臓器には以下が含まれる (Moore et al., 2023):