脊髄根(副神経の)Radix spinalis (Nervi accessorius)

脳底の動脈(大脳動脈輪を中心に)

小脳、脳幹、視床、線条体の動脈
脳の断面(模式図を含む)

fに対応する延髄と脊髄の移行部(錐体交叉を通る断面)の模式図

J0812 (脊髄:右側の脊髄と椎体の位置) 、J0813 (脊髄:前方からの図) 、J0814 (脊髄:後方からの図)

J0861 (図863-871で示された切断方向を示す、成人の脳幹を後ろから右側からの図)

J0863 (錐体交叉を通る脳幹の断面)
解剖学的起始と走行
- 第1~第5(または第6)頚髄前角の細胞柱から起始し、副神経核(脊髄後索の外側、後角の外側、前角と後角の間の灰白質に存在)に由来する (Gray et al., 2020)。
- 脊髄の外側面を後根と前根の間から出て、後外側方に弧を描きながら上行する。
- 各髄節からの根線維が集まって1本の神経幹を形成し、歯状靭帯の後方を上行する。
神経線維の特性と構成
- 主に遠心性(運動性)の有髄神経線維で構成される (Standring, 2021)。
- 体性運動性(特殊内臓性運動性)線維が主体をなす。
- 各髄節からの神経根は上行性に集束し、脊髄の外側を上行する。
解剖学的経路と支配領域
- 大孔を経由して頭蓋腔に進入し、頚静脈孔を通って頭蓋外へ出る。
- 同側の胸鎖乳突筋および僧帽筋上部を運動性に支配する (Moore et al., 2023)。
- 頸部と肩の筋群の運動制御において、重要な役割を果たす。
発生学的特徴と分類
- 発生学的には特殊内臓性遠心性神経に分類される (Sadler, 2019)。
- 咽頭弓に由来する筋群の支配を担当する。
関連する運動神経核の特徴
- 副神経核(脊髄副神経核)は、脊髄灰白質の前角に位置する。
- C1からC5(またはC6)の髄節レベルにわたって存在する。