後頭線条
後頭線条は、以下の特徴を持つ大脳皮質の構造です:
- 同皮質の内顆粒層線条の1つで、視覚野で特に顕著です
- ジェンナリ線条とも呼ばれます
- 皮質灰白質の厚さのほぼ中央に位置します
- 視覚皮質(Brodmann第17野)の垂直面に明瞭な白線として現れます
- Baillarger外線のうち、特によく発達したものに相当します
- 主に接線方向に配列した皮質内連合線維から構成されます
1776年にイタリアの内科医Francesco Gennariによって大脳皮質で発見されました
J0886 (脳の前交連を通る水平断:上方からの断面図)