直回 Gyrus rectus

MRI_04にほぼ対応する外眼角耳孔面に平行な断面

J0850 (大脳底面:下方からの図)

J0851 (大脳底面:半分図解的な底面)

J0884 (脳の冠状断:左半分、前交連を通る断面:後方からの断面図)

J0885 (脳の冠状断、左半分、前交連より前を通る:後方からの断面図)
1. 解剖学的構造
1.1 位置と形態
- 直回は大脳縦裂と嗅溝の間に位置する、前頭葉の細長い脳回である (Mai and Paxinos, 2023)。
- 前頭葉眼窩面の最内側部に位置し、前頭極から嗅三角まで伸びている (Rhoton, 2020)。
- 外側は嗅溝に接し、内側は大脳縦裂に面している (Mai and Paxinos, 2023)。
- 直回の大きさや形状には個人差があるが、典型的には細長い帯状の構造を示す (Rhoton, 2020)。
1.2 細胞構築学的分類
- ブロードマンの脳地図では主にBA11に相当する (Mai and Paxinos, 2023)。
- 直回は眼窩前頭皮質(OFC)の一部として分類される (Davidson et al., 2022)。
1.3 隣接構造との関係
- 前方では前頭極に接続している (Mai and Paxinos, 2023)。
- 内側は帯状回と隣接している (Rhoton, 2020)。
- 後方は嗅三角及び前有孔質に連続している (Mai and Paxinos, 2023)。
- 嗅球からの嗅覚入力を受ける重要な皮質領域である (Zatorre and Jones-Gotman, 2021)。
1.4 血管支配
- 主に前大脳動脈の分枝により血液供給を受ける (Rhoton, 2020)。
- 前大脳動脈の眼窩枝が直回の主要な栄養血管となっている (Rhoton, 2020)。
1.5 神経結合