後頭極(大脳の)Polus occipitalis
解剖学的位置
- 大脳半球の後端に位置し、後頭葉の後方部に存在する。
- 後頭骨の内面に近接し、小脳テントの上方に位置する。
- 左右の後頭極は、大脳縦裂によって分離されている。
機能的特徴
- 視覚情報の処理において、重要な役割を果たす領域である。
- 一次視覚野(V1)が存在し、視覚情報の初期処理を担当する。
- 両眼からの視覚入力を統合し、基本的な視覚特徴を検出する。
臨床的意義
- 後頭極の損傷により、重度の視覚障害が生じる可能性がある。

J0845 (大脳、右脳半球:右側からの図)

J0851 (大脳底面:半分図解的な底面)

J0898 (大脳半球の髄脳成熟地図(大脳半球の左外側面))