上前頭回 Gyrus frontalis superior
脳の断面(模式図を含む)

MRI_05にほぼ対応する外眼角耳孔面に水平な断面

MRI_06にほぼ対応する外眼角耳孔面に水平な断面

MRI_07にほぼ対応する外眼角耳孔面に水平な断面

MRI_08にほぼ対応する外眼角耳孔面に水平な断面

MRI_09にほぼ対応する外眼角耳孔面に水平な断面

MRI_10にほぼ対応する外眼角耳孔面に水平な断面

嗅索後端部の高さAに対応する前頭断面

前交連の高さBに対応する前頭断面

J0845 (大脳、右脳半球:右側からの図)

J0847 (右大脳半球:半分図解的な左側からの図)

J0849 (大脳半球:半分図解的な上面)

J0883 (大脳脚の方向に切断した脳の断面:前方からの断面図)

J0898 (大脳半球の髄脳成熟地図(大脳半球の左外側面))
上前頭回は前頭葉の上部に位置し、実行機能、作業記憶、自己認識や社会的認知に重要な役割を果たす。損傷は意思決定や注意制御の障害を引き起こす可能性があり、前頭前野や運動前野、頭頂葉と広範な神経ネットワークで連絡している。胎児期に神経管前脳胞から発生し、出生後に髄鞘化が進行し、灰白質と白質からなる6層構造を持つ。
解剖学的位置
- 上前頭溝の上部に位置する大脳の構造である (Gray and Lewis, 2018)。
- 前頭葉に存在し、前部は前頭連合野の一部を構成し、後部には運動前野が含まれている (Ramnani and Owen, 2004)。
主要機能
- 実行機能(計画、意思決定、問題解決)を担当している (Miller and Cohen, 2001)。
- 作業記憶の処理において、重要な役割を果たしている (du Boisgueheneuc et al., 2006)。
- 自己認識や社会的認知に深く関与している (Amodio and Frith, 2006)。
高次脳機能における役割
- 注意の制御と維持に重要な役割を果たしている (Petrides, 2005)。
- 行動の抑制と制御を担当している (Koechlin and Summerfield, 2007)。
- 複雑な運動の計画と調整に深く関与している (Nachev et al., 2008)。
臨床的意義
- 損傷や病変により、実行機能障害や意思決定の困難さが生じる可能性がある (Szczepanski and Knight, 2014)。
- 注意欠陥や行動制御の問題が発生することがある (Bechara et al., 2000)。
- 社会的認知や自己認識の障害につながる可能性がある (Stuss, 2011)。
神経連絡
- 前頭前野の他の部分と広範な神経ネットワークを形成している (Yeterian et al., 2012)。