視神経交叉 Chiasma opticum



脳底の動脈(大脳動脈輪を中心に)

MRI_04にほぼ対応する外眼角耳孔面に平行な断面

前交連の高さBに対応する前頭断面

J0566 (右眼窩の動脈:上方からの図)

J0829 (10.4mm頂殿長の人間の胎児の脳、右半分:左方からの図)

J0830 (13.8mm頂殿長の人間の胎児の脳、右半分:左方からの図)

J0831 (46.5mm頂殿長の人間の胎児の脳、右半分:左方からの図)

J0832 (右脳:成人脳の正中断面を左側からの模式図)

J0833 (脳幹:脳の正中断面を左側からの図)

J0834 (脳の底部:下方からの図)

J0843 (脳:下前方からの図)

J0900 (頭部正中断面のクモ膜下腔、左半分:右方からの図)

J0902 (硬脳膜:上方からの図)
基本構造と位置
- 視床下部の漏斗前方に位置する扁平な線維板であり、視神経線維の交叉点である (Standring et al., 2021)。
- 第三脳室底部を形成し、トルコ鞍の鞍隔膜上に位置している。
解剖学的機能
- 網膜の鼻側半分の線維は対側へ交叉し、側頭半分の線維は同側を通過する (Netter, 2019)。
- 視交叉の背側から視索として両側に広がっている。
臨床的重要性
- 下垂体腫瘍による圧迫で、両耳側半盲を引き起こす可能性がある (Adams et al., 2020)。
- 視交叉症候群は、視野欠損パターンから病変位置を特定する重要な指標となる。
発生学
- 前脳胞から発生し、胎生期早期に形成される (Sadler, 2022)。
- 発生過程において、視神経線維が規則的に配列され、視覚情報伝達経路が確立される。
解剖学的関係
- 上方には第三脳室前部が位置する。
- 下方には蝶形骨体部と下垂体窩が存在する。
- 前方には前頭葉眼窩面が隣接する。
- 後方には漏斗と視床下部前部が続く。
血管分布