視床 Thalamus
基本構造と位置
- 間脳の背側部に位置する卵円形の灰白質であり、第三脳室の両側壁を形成する。
- 前方、中央、後方の核群に分かれており、大脳皮質と双方向性の結合を持つ。
主要機能
- 嗅覚を除く、すべての感覚経路の中継点として機能する。
- 大脳皮質、大脳辺縁系、脳幹網様体の重要な連結点となっている。
核群の特徴
- 特殊感覚核群は、感覚情報を大脳皮質へと中継する。
- 視床網様核は、他の視床核の活動を調節する。
臨床的重要性
- 損傷により、感覚障害や運動障害が発生する可能性がある。
- 意識の調節において、重要な役割を果たしている。

J0830 (13.8mm頂殿長の人間の胎児の脳、右半分:左方からの図)

J0831 (46.5mm頂殿長の人間の胎児の脳、右半分:左方からの図)

J0832 (右脳:成人脳の正中断面を左側からの模式図)

J0833 (脳幹:脳の正中断面を左側からの図)

J0835 (脳幹:右方からの図)

J0854 (側脳室および側脳室脈絡叢を剖出:脳の上方からの図)

J0886 (脳の前交連を通る水平断:上方からの断面図)

J0895 (16日齢の大脳半球の断面)