山頂[第IV・V小葉]Culmen [IV et V]
解剖学的位置と構造
- 小脳虫部前部の突起状構造であり、第1裂の上方に位置する。
- 小葉IVおよびVの2区分から構成される。
機能的特徴
- 運動制御および平衡感覚の調節を担う。
- 姿勢制御と運動の微調整に深く関与している。
- 運動学習、運動記憶の形成、および四肢運動の協調において重要な役割を果たす。
臨床的重要性
- 損傷により、姿勢制御障害や運動失調が生じる可能性がある。
- 歩行時のバランス維持能力に大きな影響を与える。
- リハビリテーションにおいては、機能回復が重要な治療目標となる。

J0833 (脳幹:脳の正中断面を左側からの図)

J0838 (小脳:上後方からの図)

J0841 (脳幹:小脳の右半分が除去)