小脳半球
小脳半球は小脳の大部分を占める構造で、以下の特徴があります:
- 左右に分かれており、小脳の大半を占めています
- 系統発生学的に最も新しい「新小脳」に相当します
- 主な機能は各種の協調運動の調整です
- 大脳皮質と連絡を取り合っています
小脳半球が損傷を受けると、以下のような症状が現れる可能性があります:
- 手や指の振るえ(企図振戦)
- 指が目標にスムーズに移動できない(ジスメトリー)
- その他の運動調節障害
J0839 (小脳:下前方からの図)
J0840 (後脳および延髄:左外側からの図)
J0841 (脳幹:小脳の右半分が除去)
J0843 (脳:下前方からの図)
J0844 (右脳:右外側面)